和を愛する男たけぞう

伝統文化、特に着物文化を伝える

男性着物の種類

 こんにちは。和を愛する男たけぞうです。
 着物って、女性が着るイメージが強いですけど、男性の着物ももちろんあります。女性が着物を着ると、かわいく、美しくて素敵に見えますが、男性はめちゃくちゃかっこよくなります!それに、貫禄が出ます!ぜひ男性のみなさんに着物を体験してほしいです。一度着たら絶対ハマります!
 ということで、まずは、男性の着物の種類について、話したいと思います。男性の着物は、大きく分けて4つあります。黒紋付き・お召・染め・紬です。


【黒紋付き】
 黒紋付きは男性の第一礼装で、羽織と袴と共に着用します。こちらは、結婚式に列席する花婿と新郎新婦の父親、他には仲人や親族が着ます。


【お召】
 お召は準礼装で、結婚式から各種祝賀会などの式典に着用します。少し格の高い式事には、背に紋付きのお召、羽織、袴を着用するのが適しています。また、お召は万能の着物で、おしゃれ着としてお出かけにも着ることができるので、葬式以外はほとんどどこにでも着ていけます。


【染め】
 染めの着物は、おしゃれ着として着るもので、パーティや食事会に適しています。式典には出ないほうがいいかと思います。あくまでおしゃれ着ですから。


【紬】
 紬は、カジュアル着物ですので、普段着として着られます。カフェや居酒屋、お買い物、普段洋服で行く場所に最適です。地元でのんびりするのにぴったりだと思います。当然式典には出られません。


【まとめ】
 以上が男性着物の種類でした!女性に比べて、それぞれの着物のTPOを見分けるのは簡単だと思います。お召は式典に出られる。他の着物は出られない。そんな覚え方でもいいと思います。
 私は、男性が最初に着物を買うならお召を強くおすすめします!なぜなら、式典に出られますし、カジュアルな場所にも着ていけますので、本当に万能です!どこにでも着ていけますので、着たいと思えるお召に出会えたら、ぜひ考えてみてください。そして、かっこいい姿を周りに見せつけてやりましょう!